配信を待ってたホラー映画。
以下ネタバレ少し。
街で次々と少年達が誘拐され、現場には黒い風船。
やがて主人公のフィニーにもやがて悪の手が…
監禁された地下室にはコードのない黒電話があるのですが、それが突然鳴り出す。
応答してみると、それは今まで誘拐され無惨に殺された少年たちからのメッセージだった…
少年たちが死の前に残した脱出のための道具や細工を駆使して逃亡を企てるフィニー、
そして予知夢を見るフィニーの妹は夢を頼りに兄を探し始める。
黒電話が時々鳴り、亡くなった少年たちがフィニーに逃亡のアドバイスをするときに、彼らが生きていた頃の回想シーンが入るのが切なかった。
利発な妹が意味のわからない夢の意味を必死で理解しようとしながら、兄を助けようと頑張る姿もいじらしい。
父親にベルトで打たれて泣き叫ぶ演技がとてもリアルで素晴らしかったです…幼い名優ですね!
母親が自殺してから、酒に溺れる父の暴力に妹と肩を寄せ合い耐えてきた兄妹が無事再会し、さらにフィニーが死者たちとの交流を通してたくましく成長する。ちょっと感動的でした。
しかし、犯人役のイーサン・ホークの怪演(笑)
結局少年たちを誘拐して殺す詳しい理由はよくわからないのだけど、おかしな仮面を被って、ムキムキの裸体の上半身をさらしながら椅子に座っているだけで、十分言葉の代わりになりましたww
存在感のすごさ。