私はスポーツはするのも見るのも苦手なのですが、バスケとフィギュアスケートだけは唯一興味があります。
とくにフィギュアは、浅田真央ちゃんや荒川静香さんの選手権やアイスショーを生で見に行ったほど好きです。イナバウアーも妖精のようにふわりと舞う真央ちゃんのジャンプもすごかったなぁ。
このフィギュアスケートの漫画『メダリスト』やばい!😭ので語る…
面白いなんて言葉では足りない。激熱すぎる!
一気読みしたけど、私も今しがた滑走してきたように胸がドキドキしたままです〜✨
誰にも期待されない、選手とコーチが金メダルを目指す物語。
メダリストを目指すのは、小学生の少女いのりちゃん。
この子は何をしてもグズ、のろま、とバカにされていた子で、親にもダメなコだと思われていた。
でもフィギュアスケートの才能とその努力する姿勢だけは類稀なものだった。
自分に自信が持てず、「スケートをやりたい」と親に言えなかった少女が、
「だめじゃない自分になりたい。私は恥ずかしくないって思いたいの!」と泣きながら訴える場面はもう一緒に号泣したよね😭
彼女は追いつきたいと願う天才少女スケーターの光ちゃんと同じ舞台に立つため、怒涛の勢いでバッジテストを6級までクリアし、ブロック大会でも優勝していくのだけど、
コーチになる司先生がかっこ悪いんだけどカッコよい……‼️😂
司先生はもとアイスダンスの選手。
といっても20歳から転向し、二度ほど大会に出たくらいの選手で、最後の試合でリフトで大失敗したことを悔やんでいる。
フィギュアを愛する気持ちは誰より強いが、本来なら5歳くらいから始めるべきフィギュアを始めたのも、中学生から。シングルでは実績もなく、バッジテストは初級しか受けていない。ジャンプも飛べない。
けれどアイスダンスで培った目を奪う美しいスケーティングと、『目』の良さ、分析力、そして情熱でいのりちゃんと二人三脚で頑張っていく。そして彼の素晴らしいスケーティングを彼女がしかと引き継いで周囲を魅了していくのです✨
コーチが指導する選手よりレベルが下、というのも変わった設定なのだけど、この作品の良いなぁと思うところは、大会で圏外になった選手やそのコーチのことも丁寧に描いていること。
そうなんだよね。一人一人にドラマがある。それを作者さまわかってらっしゃる。
コーチと本気で向き合ってきた一秒一秒を胸に、まだ幼い子供たちが負けるな!と言いきかせ歯を食いしばって氷上で3分間演技する…またもや号泣だよね😭
ミミズが好きないのりちゃんが、演技の前に司先生のパーカー?の紐をミミズがわりに握って心を落ちつかせるところがかわいくて好き💕
ミミズはちょっと…だけどね…
いのりちゃんにはミミズは特別な存在なのさ…
この漫画、アニメにならないと、アニメで見ないと絶対損する…!
ていうか彼らのスケートを⛸画面で見たい!
いや、たぶんなりますね。きっとなる。
来年には告知でるでしょう。うんうん🧐
待機してますよ私は。🧎♀️
5巻の表紙の構図と色合いがめっちゃ好き!
6巻もカッコいいんだけど。
7巻は12月。年をとるほどに時間の経過が早く感じるのでどこかでストップしてほしいという気持ちはあるのだが、早く12月来て欲しい。