『ことぶき酒店御用聞き物語』1巻
読み終わりました〜
主人公ミツルは温泉街の酒屋の看板娘。
彼女の家は代々、旅館に住まう屋敷神が見える者が生まれ、そのお願いごとや話を聞くために、昔ながらの御用聞きを続けている。
その温泉宿で起こるちょっとした事件に巻き込まれながら、ミツルは自分の力のことや「跡取り」として今後どうしていきたいかを見つめなおしていく。
桑島かおりさんとは少し面識がございますが、
相変わらず文章がうまい。
エピソードの入れ方も素敵でした。
ミツルは天真爛漫なはっちゃけた女の子かと想像していたけど、意外と淡白な落ちついた子だったのが意外だった。。。
私が好きだったのは、『三 若女将の花』。
若女将修行中のちょっと鈍臭い花ちゃんが
お義理母さんに嫌われてる!と悩み家出するけど、
旦那さんのお母さんは、花ちゃんが好きだから厳しくするんだ、とミツルに本音を話す。
私も義理母がいる身なので、
なんかじーんときちゃった。
ちなみに
うちの義理母は天邪鬼な人だけど、
私があげたものは全部大事に使ったり、飾ったりしてくれてる。
ストラップ一つでも、汚れたら洗ってまでとっておく人。
何げなく好きだといったものをちゃんと覚えててくれる人。
実の母は「もったいないから」と言って使わない(そしてそのまま忘れる)タイプの人なので、
ちょっと感動した🥺
最初は素っ気なかったから、私ももしかして嫌われてるのかな…と思ってた。
でも付き合ううちに、ただ表に出さないだけなんだな、案外大事に思われてるかも、とわかるようになってきた。
花ちゃんは嫁いでまだ半年。
心が通じ合っていくのはこれからね♫
なんて(笑)
まだ一巻めなので、恋愛部分も動いておらず
物語も導入部という感じでしたが、
3巻まで連続刊行だそうなので、ここからですね!
私の推しは有賀社長だけどなぁ…
やっぱり幼なじみとラブなのかなぁ…
2巻は私の本と同じ、1月10日発売でーす^_^
余談ですが、ここのバームクーヘンが
激ウマでした。東京にもあるらしい❤️
買いに行くべ^o^
治一郎