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Slowly but Surely

好きなもの、そして夢についてのPage

好きな本②

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売ってしまった! と諦めていた

漫画を発見^_^

 

岩本ナオさん

金の国 水の国

 

読み返したら、なんだか泣かされたっ(;o;)

 

あらすじは密林先生に任せますが↓

とにかく、主人公のA国の王女さまがかわいい!

ぽっちゃりで決して美人ではないけど、

本当に優しくて心が美しい。

自分が恥をかいても、大事な人を守るため無茶な賭けをしてしまうような強さを持つ

心から応援し、共感したくなる素敵なヒロインなのです。

 

そして彼女がひょんなことから出会う、

敵対するB国の青年の言葉もジーンと胸に沁みます。

 

王女が自分の容姿のことでけなされ

「みっともない」と涙を流すと、事情を知らないはずなのに、みっともないところはない!と彼女を励ますのもよかった。。

 

たぶん、この青年イケメンではない。

でも、いい男というのは

整った容姿や腕っ節の強さではなく、

簡単に折れない信念を持つことや、実直さ、誠実さがある人なんだろうなぁと、これを読んで思った。

こういう人に選ばれたら、女性は幸せになれるんだろな。

 

主人公以外のキャラクターも非常に魅力的で、

どの人物も秘めたるものがあって、その想いに熱くなります。

何より始まりから着地までのエピソードが自然で感動的。まことに羨ましい構成力です。

 

「好き」「愛してる」そういう言葉がなくても

二人が惹かれあい、お互いがかけがえのない存在になっていく過程が、二人のとる行動によってしっかり描かれていて、こっちまで幸せになれる。

 

物書きの端くれとして、出会えてよかったと思える一冊です。

わたくしも精進せねば💦

 

売ってなくてよかった!!w

本棚整理、バンザイ。