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Slowly but Surely

好きなもの、そして夢についてのPage

Yさんのこと

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静岡の事務所にYさんという子がいます。
彼女は三年前に新卒で営業に入ってきた子で私と同じ営業アシスタント。
とにかくまじめでいい子なんですが、とにかく口調が堅い。

 

「かしこました!」
「こちらから聞いたにも関わらず、申し訳ございません!」


営業部員はが30~50代ばかりで、20代のYさんは一番年下。
わざと距離を作っているわけではないことはわかっている。
彼女は年上の方々に粗相があってはいけないと思っているだけなのだ。本当にいい子なのだ。
でもなんとか壁を崩せないだろうか…


そう思っていた矢先、ちょうどYさんとチャットをしていた隣の課長が
「あっちのみんながYちゃんて呼んでるからオレも呼ぼうと思ったんだけど……こんな畏まられると呼びずらい」
と漏らす。


私 「私たち、そんなに怖いんですかねえ」
課長「ちょっと訊いてみるか」


すると答えが返ってきた。


Y「とんでもない! わたしはそそっかしいと ころがあり、いつもみなさんに助けて頂いて、本当にいい方ばかりでうれしく思っています。
もちろん、課長もその一人です!!!」

私 「これ……保存しといた方がいいんじゃな いですかね。こんなこと、他の人は絶対言ってくれませんよ」
課長「お前、見習えよ」
私 「10年前は私もこうでしたけどねえ」


その後、「年も近いんだから(いや、二回り違うけどね)、もっと気楽にしていいよ」とチャットに打ち込んだ課長。すると、翌日、Yさんの文章に驚くべき変化が!!!!

 

Y『かしこまりましたでごわす!』

 

突然、語尾が「ごわす」に!?
なにがあった、Yちゃん!!!
これには課長も「別の意味でどうしていいかわからない」と困惑(笑)


たぶん、彼女なりに打ち解けようと頑張った結果なのだろう……。
でもごわすって(笑)
ちょっと極端すぎるけど、その不器用さがかわいい。


しかし課長に先を越されてしまった。
私も「ごわす」って言ってもらえるようにw 打ち解け作戦立てようと思います★★